ユニクロのハットに、名前やイニシャル、チーム名を刺繍して、お揃いや記念品らしさを出したいとお考えではないでしょうか。
ユニクロには、法人・団体向けの公式サービスUNIQLO UNIFORMや、個人向けのRE.UNIQLO STUDIOなど、加工の窓口がいくつかあります。
ただ、ハット(帽子類)はUNIQLO UNIFORMの加工対象外(グッズ・小物カテゴリ)です。キャップと同様、公式カタログでも帽子類に加工不可と明記されている商品があります。RE.UNIQLO STUDIOも、リメイク刺繍の公式メニューはTシャツ・ニット・シャツなどが中心でハットは掲載されていません。対応店舗は全国でも一部の店舗に限られます。
個人が1〜2個を仕上げたい場合や、イベントで数個だけ名入れしたい場合は、刺繍専門店への持ち込みがおすすめです。
本記事では、公式サービスとの違いから、失敗しにくい進め方と注意点まで紹介します。
ハット刺繍の方法を比較する
個人や小ロットでユニクロのハットに名入れ・ロゴ入りにしたい場合の目安です。
| 方法 | 向いている人 | ハット | 目安のハードル |
|---|---|---|---|
| UNIQLO UNIFORM | 法人・団体・大量注文 | 不可(グッズ・小物) | 新規デザインで商品代10万円以上など |
| RE.UNIQLO STUDIO | 公式のリペア・リメイクを試したい個人 | 公式メニューに非掲載(要相談) | 実店舗が近くにあること |
| 刺繍専門店などへ持ち込み | 小ロット・デザイン自由度を重視 | 対応可能な店が多い | 見積もり・素材の相談 |
| 自宅で刺繍 | 手芸が好き・練習してから本番 | 難易度はやや高め | 道具と曲面への慣れ |
多くの方にとって、刺繍店への持ち込みがおすすめの方法です。以下、順に詳しく見ていきます。
イベント・ギフト・お揃いで刺繍したい場面
アウトドア・フェス・旅行のお揃い
バケットハットやUV対策のつば広ハットは、キャンプやフェス、旅行で選ばれることがあります。グループ名や短い英字、イニシャルを入れたりします。
日焼け対策+名入れ
屋外イベントや送迎、散歩用のハットに、イニシャルや短い文字を入れたりします。ベージュやカーキなど無地に、白やネイビーの糸が映えやすいです。
記念品・プレゼント
卒業・送別・誕生日で、ユニクロのハットに名前や短いメッセージを入れたりします。
自分用のワンポイント
イニシャルや好きなモチーフで、市販のハットと差別化したい方もいます。
キャップとハットで変わる刺繍の位置
ユニクロでは、キャップ(ベースボール型)とハット(バケットハット・つば広など)が別カテゴリとして展開されています。どちらも帽子類ですが、刺繍を考えるときのポイントは少し異なります。
| タイプ | 形の特徴 | 刺繍しやすい位置 |
|---|---|---|
| キャップ | 前面パネル+ツバ | 前面パネル中央 |
| バケットハット | 筒状のクラウン+下向きのつば | クラウン前面・側面 |
| つば広ハット | 広いつば | クラウン前面(つばは難易度が上がりやすい) |
UNIQLO UNIFORMの加工可否は、キャップもハットもグッズ・小物(帽子)として同じく対象外です。刺繍の進め方(持ち込みが向いている)は共通ですが、曲面の広さやつばの角度が違うため、位置と文字サイズの相談はハット用に伝えた方がよいでしょう。
UNIQLO UNIFORMでハットに刺繍できる?
法人・団体向けの大量購入サービス UNIQLO UNIFORM では、条件を満たせば衣類に刺繍やプリントを入れられます。ハットについても「公式で名入れできるのでは」と調べる方は少なくありません。
結論から言うと、ハット(帽子類)は加工対象外のため、UNIQLO UNIFORMで刺繍・プリントを依頼することはできません。ハットは「グッズ」「小物(帽子)」に分類され、キャップやバッグ、マフラーと同様に、10万円以上の注文でも基本的に加工不可という扱いです。
ハットが対象外とされる理由
UNIQLO UNIFORMでは、次のカテゴリは10万円以上の注文でも基本的に加工不可です。
- パンツ(スマートアンクルパンツ、感動パンツなど)
- グッズ(バッグ、キャップ、日傘など)
- 小物(マフラー・手袋・帽子など)
- インナー(カテゴリとして基本的に不可)
公式カタログでは、UVカット キャップ(2WAYストレッチ)(品番481631)など帽子類に 「※本商品は加工ができません。」 と明記されています。ハットも帽子類として同カテゴリに含まれるため、UNIQLO UNIFORMの加工対象にはなりません。
| カテゴリ | UNIQLO UNIFORM |
|---|---|
| トップスなどユニフォーム用衣類 | 加工の対象になりうる |
| パンツ・グッズ(キャップ・ハット含む)・小物・インナー | 対象外 |
法人でハットをまとめ買いして公式加工を依頼しても、受け付けてもらえない前提で、次の方法を検討してください。
RE.UNIQLO STUDIOでハットに刺繍できる?
個人向けの RE.UNIQLO STUDIO では、穴直しなどのリペアや、テンプレート・オリジナルのリメイク刺繍を、ユニクロ商品の持ち込みで受けられます。ハットに名入れしたい方からも、こちらが使えるかと調べられることがあります。
結論から言うと、ハット向けの刺繍は公式メニューに掲載されていません。リメイク刺繍の例はTシャツ・ニット・シャツなどで、キャップやハットは載っていません。公式にも「素材や場所によっては刺繍ができない場合もございます」とあるため、名入れを確実に仕上げたいなら、刺繍店への持ち込みの方が確実です。
RE.UNIQLO STUDIOとは
UNIQLO UNIFORM(法人・団体・大量購入)とは別の、個人向け店舗持ち込みサービスです。服を長く着るためのリペアと、刺繍によるリメイクが中心です。
| 種類 | 内容の例 | 料金の目安(公式) |
|---|---|---|
| REPAIR(リペア) | 穴直し・ほつれ直し・ボタン付けなど | 500円~など(部位・素材による) |
| REMAKE 刺繍 | テンプレートから選ぶ/オリジナルデザイン | 700円~/7,500円~ |
| SASHIKO(刺し子) | 綿素材向けの装飾・補強 | 1,000円~(3店舗のみ) |
持ち込みできる商品は、過去に購入したユニクロ商品、または当日店舗で購入した商品に限られます。コラボ商品は対象外です。
また、対応店舗は全国でも一部の店舗に限られます。公式ページの「実店舗一覧」で、近くにスタジオがあるか確認してください。
メリット・注意点(ハット刺繍の視点)
メリット
- ユニクロ公式のサービスとして、Tシャツなどへの刺繍を相談できる
- UNIQLO UNIFORMのような10万円以上の法人条件はない
注意点
- ハットは公式メニューにないため、名入れ目的では当てにしにくい
- 実店舗が遠いと、持ち込み自体が難しい
- バケットハットの曲面やつばの角度により、刺繍不可と判断される場合もある
近くにスタジオがあり、店に持ち込む前に電話などでハット刺繍の可否を確認できた場合のみ、このルートを検討してください。多くの方は、次章の刺繍店持ち込みがおすすめです。
刺繍店にユニクロのハットを持ち込む方法
UNIQLO UNIFORMの対象外であるハットは、刺繍専門店・リメイク店・お直し店への持ち込みがもっとも選ばれます。ユニクロ製品の持ち込みに慣れた業者であれば、コットン混やナイロン混のハットに合わせた糸や下刺しを提案してもらえます。
「ハット 刺繍」「バケットハット 名入れ」「帽子 刺繍 持ち込み」などで検索すると、地域の店舗や通販対応の業者が見つかります。
なお、私たちANANMARKのユニクロ商品持ち込み刺繍・プリントサービスでは、ハットを含むユニクロ製品の持ち込み加工にも対応しています(1個からのご相談可)。
依頼の流れ
- ユニクロでハットを購入する(または未使用の手持ち品を用意)
- 店のサイトや電話で、対応素材・サイズ・納期・料金を確認
- 文字・フォント・位置・糸色を指定し、郵送するか店に持ち込む
- 仕上がりを確認して受け取る
店に伝えるとスムーズな情報
- ブランド名・商品名(わかる範囲で)
- ハットのタイプ(バケットハット、つば広など)
- タグの素材組成(コットン、ポリエステル、ナイロンなど)
- 刺繍したい文字の原稿(誤字防止のためそのまま送付)
- 希望位置(クラウン前面・側面など)とおおよそのサイズ
- 折りたたみ式やストレッチ素材かどうか
料金の目安は、イニシャル1行で数百円〜、ロゴや複数行だと数千円になることが多いです。正確な金額は店ごとに異なるため、2〜3件に見積もりを取ると安心です。
メリット・デメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | フォント・位置の自由度が高い。ハット向けの下刺しを選んでもらえる |
| デメリット | 料金・納期は店次第。曲面・つばへの刺繍で形が変わることがある |
ハットの素材別の刺繍の注意点
ユニクロのハットはシリーズごとに素材・構造が異なります。品番ごとの素材は公式商品ページまたはタグ表記で確認し、以下はタイプ別の一般的な注意点です。
コットン・ツイル系(バケットハットなど)
比較的刺繍しやすいタイプです。クラウン前面への1〜3文字のイニシャルは定番。厚手のツイルなら下刺しで形を保ちやすい一方、薄手だとゆがみやすいことがあります。
ナイロン・ポリエステル混(UV対策・撥水系)
アウトドア向けに多いタイプです。比較的向きやすいことが多いですが、防水コーティングがある場合、針が通りにくいことがあります。依頼前にタグ写真を送ると判断しやすくなります。
つば広・折りたたみ式
クラウン前面が視認性の高い定番位置です。つばそのものへの刺繍は曲面が大きく難易度が上がります。折りたたみ式は、刺繍後も畳めるかどうかを店に確認しておくと安心です。
ウール混・起毛系
毛足が長いと文字が埋もれやすいことがあります。下処理の有無や糸の太さを店に相談してください。
素材が不明なときは、タグを写真で送ると店側も判断しやすくなります。
デザイン・位置・糸色の決め方
仕上がりの印象は、文字の内容以上に位置と糸色で決まります。
文字内容
- イニシャル(1〜3文字):さりげなく、失敗が少ない
- 名前(ひらがな・カタカナ):イベント・お揃い向き。画数の多い漢字は小さくすると潰れやすい
- 短い英字・グループ名:2行に分けると読みやすい
位置の定番
- クラウン前面の中央:遠くからも視認しやすい
- クラウン側面(左または右):ロゴ横のワンポイント
- 後ろ部:控えめだが、お揃い用途では区別しやすい
糸色
ベージュやカーキのハットには白・ネイビー・ブラウン、黒やネイビーには白・ゴールド・シルバーなどが選ばれます。同系色は上品ですが視認性は落ちるため、店のサンプルがあると安心です。
刺繍後のお手入れ
刺繍後は、洗濯表示に従いつつ、刺繍部分への摩擦を減らすことが大切です。
- 洗濯機を使う場合はネットに入れる(タグ・店の指示を優先)
- 乾燥機の高温は糸や形を傷めやすい。陰干しが無難なことが多い
- 折りたたみ式のハットは、畳む位置が刺繍に当たらないよう注意する
屋外で使うハットなら、糸の耐久性についても依頼時に相談しておくと、長く使いやすくなります。
小ロットのユニクロ製品に刺繍・プリント加工をする方法
ここまで、ユニクロのハットに刺繍を入れる方法として、UNIQLO UNIFORM・RE.UNIQLO STUDIO・刺繍店への持ち込み、素材やデザインの注意点までご紹介してきました。
ハット1〜2個の名入れやグループ名入りであれば、UNIQLO UNIFORMはグッズ・小物のため対象外、RE.UNIQLO STUDIOもハットは公式メニューにありません。法人・団体向けの10万円以上という条件も、個人や小ロットの用途には当てはまりません。バケットハットやつば広など、形に合わせた仕上げを任せたい方にとって、おすすめなのは刺繍専門店への持ち込みです。
「刺繍店にユニクロのハットを持ち込む方法」の章でも触れたとおり、私たちANANMARKは刺繍・プリント専門工場として、ユニクロのハットを含む持ち込み加工に対応しています。昭和50年の創業以来、大手企業や地方自治体、スポーツチームなど、さまざまな衣類の刺繍を手がけてきた経験を活かし、ユニクロ商品持ち込み刺繍・プリントの専用ページで、加工技法・納期・注文の流れをまとめています。
1個から数個の小ロットでも承っており、イニシャルやグループ名など、本記事で触れた内容をもとに糸色・位置の相談ができます。依頼の際は、タグの素材組成、ハットのタイプ、刺繍したい文字の原稿、希望の位置をそろえて問い合わせていただくと、見積もりや納期のやり取りがスムーズです。加工のイメージや料金の目安は、上記ページの制作実績や加工技法一覧もあわせてご覧ください。
本家UNIQLO UNIFORMでは加工できないグッズ(帽子類)のほか、ボトムスやバッグなど、公式では対象外となりやすいユニクロ製品の持ち込み加工にも対応しています。
小ロットのユニクロ製品に刺繍・プリント加工をする方法については、ユニクロのリュックに刺繍する方法 公式・お店・持ち込みの選び方も参考にしてください。
まとめ
ユニクロのハットに刺繍を入れたいとき、UNIQLO UNIFORMでは対応できません。ハットはグッズ・小物(帽子)に分類され、キャップと同様に公式加工の対象外です。
個人向けのRE.UNIQLO STUDIOもありますが、ハット向け刺繍は公式メニューになく、対応店舗も全国の一部に限られます。多くの方は、刺繍専門店への持ち込みで仕上げる方が多いです。依頼前にタグの素材情報、ハットのタイプ、希望デザインをそろえ、見積もりを比較すると失敗が減ります。
次の一歩として、使うハットを決め、刺繍店2〜3件に「素材・文字数・納期」を問い合わせてみてください。公式のリメイクを試す場合は、RE.UNIQLO STUDIOの実店舗一覧で近くの店を確認し、持ち込む前にハット可否を相談してください。
よくある質問(FAQ)
Q. ユニクロのハットは公式で刺繍してもらえますか?
A. UNIQLO UNIFORMではいいえです。法人・団体向けの大量購入サービスで、ハットは「グッズ・小物(帽子)」として加工対象外です。RE.UNIQLO STUDIOも、リメイク刺繍の公式メニューにハットは載っておらず、名入れ目的では刺繍店への持ち込みがもっとも確実です。どうしても公式で相談したい場合は、実店舗に持ち込む前に可否を確認してください。
Q. バケットハットとキャップ、刺繍の進め方は同じですか?
A. 公式サービスの可否は同じです。どちらもUNIQLO UNIFORMの対象外で、RE.UNIQLO STUDIOも帽子類は公式メニューにありません。持ち込み刺繍では、刺繍位置が異なります。キャップは前面パネル、バケットハットはクラウン前面・側面が定番です。店にハットのタイプを伝えて相談してください。
Q. UNIQLO UNIFORM と RE.UNIQLO STUDIO の違いは?
A. UNIQLO UNIFORMは法人・団体・大量購入向けで、新規デザインなら商品代10万円(税込)以上などの条件があります。加工ありは仕上がりイメージの承諾があり、納期は最短約3週間~です。RE.UNIQLO STUDIOは個人の店舗持ち込み向けのリペア・リメイクで、刺繍は700円~(テンプレート)など。対応店舗は全国でも一部の店舗に限られ、ハットは公式メニューにないため、UNIQLO UNIFORM同様、ハット名入れには向きません。
Q. 刺繍するとハットの形が崩れますか?
A. 適切な技法・位置であれば、多くの場合は問題なく使えます。つばへの大きな刺繍や、薄手・ストレッチ素材では、ゆがみが出やすいことがあります。依頼時は下刺しの有無や洗濯後の形について店に確認してください。

